1936年に創刊され、ファッション誌の草分け的存在であるハイファッション・モード系の女性向けファッション雑誌『装苑』。9月号SO-EN BEAUTYのコーナーにて百合佐和子が3つの秋を感じるメロウカラーメイクを雑賀サクラさんにご提案しました。
3つの秋色メイク(秋桜ピンク・マスカットグリーン・紅葉グラデーション)の中から秋の花=コスモスが頬に咲いたようなロマンティックな「秋桜ピンクメイク」をご紹介します。
百合佐和子が、『装苑』9月号でモデル雑賀サクラさんに秋を感じるメロウカラーメイクをご提案
- 百合佐和子
秋桜ピンク
秋桜のようなピンクチークが印象的なロマンティックなメイク。
Point
-Cheeks
ピンク系チークを指先にとり、頬に逆三角形を意識しながらポンポンとのせると花びらのように見えて可愛さUP(名付けてお花チーク)。そこにイエロー系を足すと立体的に。
-Eyes
目もとは、アイホール中央にクリスタルジェルをのせてツヤを出し、はかなく憂いのある表情に見えるようアイラインは下まぶただけに入れる。
眉はピンクのジェルアイシャドウで色をつけ、眉マスカラで毛流れを整える。
-Lip
唇の中央にのせ両サイドになじませると切ないムードを醸し出すし顔全体の雰囲気が整う
百合佐和子 Yuri Sawako
メイクアップブランド「マジョリカ マジョルカ」をはじめ、近年では「エリクシール ルフレ」などの宣伝広告のヘアメイク、商品開発、美容ソフト開発を手がける。NYやパリ、東京コレクションなどでも、多岐にわたり活動。
また、自身のクリエイティブワークでは、ヘアメイクの枠を超えてアートディレクションも手掛ける。
イラストレーターの宇野亞喜良さん、長谷川洋子さん、画家のヒグチユウコさん、切り絵作家の菊地絢女さんなどと取り組んだ作品を発表するなど外部クリエイターとのコレボレーションを積極的に展開している。
2013年「ユリカナ展」、2016年「ユリカナ展2」を東京・渋谷ヒカリエにて開催。また、韓国・タイにて巡回展も開催。2019年青山スパイラルにて「ユリ♡フェチ~KAWAIIの回廊」を開催。
少女の内面に潜むピュアな感情に一滴の毒を加えることで生み出される、独特の「KAWAII」世界観が唯一無二の存在感を放ち、多くの女性たちを魅了している。
資生堂ヘアメイクアップアーティスト。資生堂によるヘア&メーキャップスクール「SABFA」講師。
photograph: Wakaba Noda(TRON)