原田忠が子どもたちへ技術を伝授
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原田忠が子どもたちへ技術を伝授

ネクスト・クリエイション・プログラム
こどもファッションプロジェクト

  • 原田 忠

資生堂トップヘアメイクアップアーティスト 原田忠が、東京都およびアーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)主催、デザイナー・コシノヒロコ氏監修による2025年度ネクスト・クリエイション・プログラム「こどもファッションプロジェクト」の「ファッションムービー制作」に参画しました。このプログラムでは、一般で募った子どもたちが、ファッション業界の第一線で活躍するプロフェッショナルから学び、ホンモノのファッションの世界に挑戦しました。原田の参画は、昨年の初開催時に引き続き今回で2回目です。

「ファッションムービー制作」プログラムでは、過去のファッションショーで発表されたHIROKO KOSHINOコレクション作品を用い、プロ仕様の撮影スタジオを舞台に本格的なファッションムービーを制作しました。子供たちは6つの専門コースに分かれ、それぞれのプロから直接指導を受け、役割を学びながら撮影本番に臨みました。

※6つの専門コース:
① イベントプロデューサー(演出・進行)
② スチールカメラ
③ 動画撮影・編集
④ スタイリスト
⑤ ヘアメイク
⑥ モデル/パフォーマー

ヘアメイクコースのヘアを指導、SABFAで実習を実施

原田はヘアメイクコースでヘアを担当。
12月の成果発表会へ向けて、子どもたちへのヘアメイク指導が、資生堂が運営するヘアメイクアップアカデミー「SABFA(サブファ)」にて行われました。
実習は、ウィッグのヘアを丁寧に梳かすことからスタート。
基礎を整えることの大切さを学んだうえで、三つ編みのさまざまなバリエーションやアレンジ技法までチャレンジ。

子どもたちは、原田のお手本デモンストレーションを間近で見つめ、その後は自らの手で実践。編み目の重なりや毛束の扱い方など、細やかなポイントに集中しながら、少しずつ形を作り上げました。

成果発表会へ ― プロの現場に立ち会う

11月24日に行われた撮影本番では 、実際にファッションムービーを撮影。原田も現場に立ち会い、子どもたちの仕上げや最終確認を見守りました。

プロの撮影スタジオ、実際のコレクション作品、そして各分野のプロたちが集う緊張感ある空間。
その中でヘアメイクを担当する子どもたちは、自分たちが学んできた技術を本番の現場で発揮しました。

ヘアメイクは、ファッションの世界観を完成させる重要な要素。衣装や映像演出と連動しながら、ビジュアル全体を構築していく役割。原田の指導のもと、子どもたちは“作品の一部を創る責任”を体感しました。

「ネクスト・クリエイション・プログラム」が掲げる、東京から未来のクリエイターを育む取り組み。
その現場で、原田は次世代を担う子どもたちへとバトンをつないでいます。

原田忠コメント

「今回のプロジェクトで大切にしたのは、技術を“教える”こと以上に、ヘアメイクが衣装や映像と連動しながら世界観を完成させるクリエイションの一部で、作品全体の価値を左右する重要な役割であるという考えを伝えることでした。子どもたちは最初こそ戸惑いながらも、手を動かし、自分で考え、形にするプロセスを通じて、少しずつ“つくる責任”と向き合っていきました。本番の現場では、その積み重ねが確かな自信となり、表情や動きにも変化が見られました。この経験が、将来どの分野に進むとしても、自分の手で価値を生み出す原点になれば嬉しく思います。」


▶実施レポートが掲載されています。

こどもファッションプロジェクト ファッションムービー制作
〜プロの技術が集結! 役割に分かれてひとつの映像作品を撮ろう〜

こどもファッションプロジェクト 成果発表会
〜プロの現場を体験することで見つけた、自分が夢中になれること〜


▶ネクスト・クリエイション・プログラム
子どもたちが第一線で活躍するプロから直接指導を受けることができる芸術文化体験プログラム
https://next-creation-p.jp/

原田 忠 Tadashi Harada

原田 忠 - Tadashi Harada

資生堂トップヘアメイクアップアーティスト

「美」の可能性に挑戦し続ける。ストイックに突き詰めた表現で世界を魅了!