この記事では、進藤郁子がメイクアップのチーフを務めた「JennyFax」のレポートをお届けします。
![[JennyFax] 2026 AW Paris Fashion Week Report](https://hma.shiseido.com/wpss/wp-content/uploads/2026/04/2026-04-07_10-30-26_859282.jpg)
[JennyFax] 2026 AW Paris Fashion Week Report
メイクアップチーフを進藤郁子が担当しました。
- 進藤 郁子
2026年3月2日~3月10日まで、パリ ファッションウィーク2026年秋冬ウィメンズコレクションが開催され、資生堂ヘアメイクアップアーティストは今シーズンも様々なブランドにヘアメイク協力しました。
協力ブランド
vautrait、zomer、RUOHAN、CFCL、JennyFax、grounds、Trashy Clothing
JennyFax Fall/Winter 2026 "Family Issue"
JennyFaxらしい独特のかわいらしさと遊び心を内包した今季のコレクションでは、親子のような関係性を想起させるモデルたちが、トランプをしたり語らったりしながら過ごす空間が演出され、日常的でありながらもどこか非現実的な雰囲気が構築されていました。
メイクのコンセプトは「メイクが得意ではない人物が自身で施したように見せること」。
意図的に未完成さや不均衡を取り入れることで、従来の“整った美しさ”ではなく、どこかに違和感を残すことを意識しました。
メイクアップのポイント
アイメイクでは、マスカラを多量に塗布し、部分的にダマを強調したつけまつ毛を加えることで不自然さを演出しました。まぶたに付着したマスカラの跡もあえて修正せずに残すことで、あまり上手でない目もとを強調しました。
リップは、乾燥による皮むけのような質感や輪郭からはみ出した塗布など、技術的未熟さを想起させる複数のバリエーションを表現しました。
ベースメイクは、素肌感を残しつつ、クマなども消しすぎないように軽くカバーし、ツヤを抑える下地やルースパウダーを使用することで、自己流でしあげた自然さを表現しました。
さらに、各モデルに対して意図的に「似合わない色」を選択することで違和感を強調しています。
進藤は今季のパリコレクションで他にも、vautraitのヘア、zomer のヘア、groundsのメイクアップのチーフも担当しました。
進藤 郁子 Ikuko Shindo

資生堂トップヘアメイクアップアーティスト
トレンドを取り入れたヘアメイクやクリエイション力で、国内外のファッションショー、雑誌、宣伝広告で活躍する傍ら、多くの女優やミュージシャンからも支持を集めるアーティスト