資生堂とアデランスがノウハウを無償提供!NPO法人とともに「医療用ウィッグ」を共同開発
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資生堂とアデランスがノウハウを無償提供!NPO法人とともに「医療用ウィッグ」を共同開発

トップヘアメイクアップアーティストの神宮司芳子が、オリジナルの「バングメソッド」(前髪と印象の法則)を活用した5つのスタイルを提案!

  • 神宮司芳子

資生堂トップヘアメイクアップアーティスト神宮司芳子は、当社の宣伝広告をはじめ、資生堂美容室でのサロンワーク、そしてクリエーション活動まで幅広く活躍する一方、がん患者さんへの「外見ケア」をライフワークとして取り組んでいます。

そんな神宮司が、NPO法人Japan Hair Donation & Charity (以下JHD&C=ジャーダック)、そして同じ志をもつアデランスとの出会いを通じて、自身の技術や知見を惜しみなく提供することにより共同開発したのが今回の人工毛髪を使用した医療用ウィッグ『wig+(ウィッグプラス)』です。

本ウィッグは社会貢献を目的に開発、発売されており、当社もアデランスもノウハウを無償提供。

定価55,000円(税込み)
11/5発売。JHD&C SATELLITE SALONのホームページから購入できます。


■JHD&C SATELLITE SALON HP

<共同開発の背景>
JHD&Cは、日本におけるヘアドネーションのパイオニアで、寄付された髪だけを使用して作ったウィッグを、がん治療による副作用や無毛症などで頭髪に悩みを持つ18歳以下の子どもたちに無償提供しているNPO法人。しかし、多くの髪の寄付がある一方で、オーダーメイド・ウィッグの提供には時間がかかるため、順番待ちをしている子どもたちが少なくありません。また「19歳以上になっても使える、リーズナブルでデザイン性や品質に優れたウィッグを提供してもらいたい」といった声も寄せられています。

医療用ウィッグ『wig+』はこのようなニーズを背景に、洗い替え用やヘアスタイルを変えたいときなどの2枚目として、また無償提供のウィッグに代わる選択肢として、頭髪にお悩みをもつ方々が、自由で気軽にヘアスタイルを楽しんでいただけるウィッグとして開発されました。


<wig+の特長>
軽くて、人毛に比べ乾きやすく手入れしやすい人工毛髪を使用。太さやツヤが異なる毛髪をブレンドし、人毛に近い質感と、植え方にこだわり、自然な生え際とつむじを再現。ジェンダーレスにそして年齢を問わず使用できるボブスタイルのウィッグです。


<wig+のセールスポイント>
❶高品質でリーズナブル
社会貢献を目的としており、当社もアデランスもノウハウを無償提供。
❷5つのスタイルを楽しめる
神宮司が、オリジナルの「バングメソッド」(前髪と印象の法則)を活用した5つのスタイルを提案
❸理美容室でのカットが受けられる
ECサイトで購入したウィッグを※理美容室に持参すれば、神宮司から教育を受けた理美容師により、5つのスタイルの中からお好みに合わせてカットしてもらえます
※カットが受けられる理美容室(有料サービス)
▼JHD&C SATELLITE SALON(大阪市北区)
▼病院内ヘアサロン こもれび(全国35か所)  
 

シセイドウ パサージュ ボーテ(東京都中央区)では、神宮司本人による『wig+』のアレンジ、カットが可能です。有料のサービスで、電話での事前予約が必要となります。
▼シセイドウ パサージュ ボーテHP

■wig+に関するニュースリリース:ニュースリリースページ
■JHD&C:WEBサイト
■JHD&C SATELLITE SALON:WEBサイト
■アデランス:WEBサイト



神宮司芳子 Jinguji Yoshiko

神宮司芳子 - Jinguji Yoshiko

資生堂の宣伝広告の他、モデルや女優のヘアメイクを多数手がける。2018年、資生堂美容室のエグゼクティブビューティーディレクターに就任し、サロンスタッフの育成やブランディングにも携わるかたわら、自身も精力的にサロンワークを行っている。

また、がん患者さんへの「外見ケア」をライフワークとして取り組んでいる。

美容業界最高峰の賞である「ジャパンヘアドレッシングアワーズ(JHA)」でグランプリを2度受賞。書籍の出版やセミナー講師など幅広く活躍。また自身の手芸好きを活かして、ハマナカ株式会社とコラボレーションし、ハンドメイドのヘアアクセサリーを使ったヘアアレンジを楽しむ「手芸ビューティー」を提唱している。1児の母でもある。

2002年入社、資生堂トップヘアメイクアップアーティスト。資生堂によるへアイメイクアーティスト育成所「SABFA」前副校長。